田舎に住んでいるので、土地が安く、若い年代に家を購入するのが珍しくないのですが。若いゆえに、購入時の金額ばかりに目が行きがちになってしまいます。メーカーの広告などでも、賃貸アパートの家賃と同じ金額でマイホームが手に入るなどとうたっているのもよく見かけますしね。ローンも、家自体を担保にすればそれなりに借りれますし…。しかし、当然ですが、家には維持費が要ります。何かあった時は修繕費なども。賃貸なら要らないそれらを考えると、賃貸アパートの家賃と同じ金額を月々の支払いとすると、正直ちょっと苦しいですね。
まず、家を持てばやってくる税金。これがなんといっても大きい。田舎なので土地に対しては少ないですし、建物に対しても新築なら減額の制度がありますが…ずっとではないです。期間が終わって始めてもらう納付書にはビックリします。また、火災保険などはケチるのは難しいものですし、住んでいるといろいろとなにかあるもので、地味に家計に来ます。
そして、10年目にはどかんと大金がいります。外壁の塗料だったり、シロアリの薬だったり、そういうのは大抵10年ごとを目途にするそうです。もちろん、その中には耐久年数がもっと高いものもありますが、その分金額も高いです。
新築購入時にもう少し、今後のことも頭に入れておけば良かったのとしみじみ思います。維持費が念頭にないままだと、人によってはもしかしたら、折角買った新築のを手放す事態になるのかもしれません。家はいろいろなことをしっかり知ってから買いたいものです。