注文住宅だからこそできる工夫

家庭を持ち、子供ができると、長く住むであろう住処を少なからずとも考えると思います。私たち夫婦は、気に入った土地が見つかりましたが、もう少し広さがほしかった、とも思っていました。しかし、なかなか売土地になる地域ではなかったので、そこで家を建てる事に決めました。そして、自分たちで、間取りなどを考えて知り合いの工務店に無理を承知の上で相談しました。収納場所をできる限りなくし、狭小地にはネックにもなってしまう廊下をできるだけ減らしてもらうようにしました。玄関からの廊下の壁にも見える靴箱にしてもらい、スペースを確保しました。キッチンも天井からの吊り戸棚を作ってもらい、キッチンスペースとカウンターの段差もないようにしたり、リビングは敢えて吹き抜けにし、そこに天窓をつけてもらいました。採光が取れるリビングに面した窓は大きくとりました。全てがむき出しの設定で、家に合わせた設備だったので、既製のものを使えない場合もたくさんありましたが、開放感のある満足できる家になったと思っています。無垢材も予算に合わせて使っていただけたので、暖かみも感じれていますし、収納スペースがなくても綺麗に整頓する事により、インテリアにもなり、気に入っています。