私は田舎の昔ながらの実家に育ち、縁側もあれば畳の部屋もあり、子供の頃から畳の部屋に布団を敷いて寝ることに慣れていました。大学、結婚してからと和室、畳がない生活がなかなかしっくりこないので、家を建てるにあたり是非和室が欲しいと考えていました。
家内はあまり乗り気ではなかったのですが、リビングダイニングの横に小さな畳の部屋、四畳半をもうけることにしました。実際には子供の遊び場、そして家族の昼寝用スペースです。
何より畳の上にごろごろできる、このリラックスは何にも変えがたいものであり、私はこれが欲しかったわけです。
自分の家ならだれもがゆっくりできる空間が必要であり、私の場合はそれが和室であり、畳だったわけです。
日当たりも良い場所なので冬は暖かく、夏は涼しい空間になっています。
子供達はさすがに畳を意識しているわけではないのですが、おもちゃをフローリングの上に広げるよりはリラックスして遊べているのではないかと思います。