人生100年時代の家づくりと注文住宅

人生100年時代と言われるようになって、50歳になっても、この先50年はあるかもしれない、そのようなことを考えると、住みやすい家づくりをするというのは、本当に必要なことと言えます。その点でやはり建売ではなく、注文住宅でに家づくりをし、毎日を快適に、ストレスなく住む環境を整える、そしてリラックスできる家づくりのために、時間とお金をかけていくというのは、長い目で見ると重要になってきます。

その点で、若い時には、それほど気にならないことでも、年齢と共に気になってくることは多々あります。例えば腰を痛めるというのは、若い時にはなかったかもしれませんが、腰を痛めると、ちょっとしたことがつらくなり、トイレや洗面所、お風呂の位置なども気になるものです。

それで注文住宅では、バリアフリーはとっても望ましいことですし、2階建ての家よりも平屋の方がメリットが高いと感じるかもしれません。また手摺りの設置を考えることや、動きやすい動線を考えること、体に負担の少ない設計や間取りを検討してみることも良いことでしょう。

そして部屋数に関しても、長い目で考える必要があります。子供がいる夫婦の場合には、部屋数はある程度あった方が良い、多い方がなにかと便利である、プライベート空間を多くすることにはメリットがあると思えますが、一方で数十年後には、子供が大人になって使わない部屋ばかりになってしまうかもしれませんし、子供ができなかったという可能性もあるかもしれません。部屋を多く作ると、家族それぞれが自分の部屋にこもってしまい、家族の会話が減ってしまい、コミュニケーション不足から、寂しさを感じるようになってしまう懸念もあります。それで、そのような現実も起きるかもしれないということも考慮しつつ、間取りを決めていくことができます。

いずれにしても、注文住宅での家づくりは、とても楽しいもので、自分の生活スタイルに合ったものにするのが望ましく、長く住める家づくり、人生100年時代を考慮した家づくりを検討することができます。